持ち株減らそうか

現状の金融市場はバブルに見える。バブルは例外なくはじける。でももし今の株価はバブルではなくインフレーションの結果だとしたら? 株の価値は実質的に下がっているが法定通貨の価値がもっと早く下がっているから株価が名目であがっているように見えている可能性がある。

しかしどちらのシナリオにおいても株を買うことはあまり優れた選択肢ではないように思える。

もしこれがバブルだったらはじけるのを数年かかってでも待つ必要がある。ここで儲けようとすると、リーマンブラザーズ他米国大手銀行でも2008年あたりでそうなったように大ダメージを負う可能性がある。

一方でこれがインフレーションの兆しであるならば株なんて買っている場合ではなくて、法定通貨空売りするか金などの資産を先立って買っておくべきである。

ちなみに法定通貨空売りとはつまり借金をすることである。資金を借りて不動産を買うとか、奨学金で高等教育機関に進学するなども考えられる。

 

有限な地下エネルギーに依存する人間の生活に違和感を感じて持続可能エネルギー関連株を買いあさっていたけど金融市場が不穏だから少し減らそうと思う。

 

普通のことをしていたら平凡から抜け出せないなと常々思う。

少しでも社会貢献できるように勉強を続けていきたい。

素人でも株買って儲けてOK! 

お金を使うことは投票である、良いものに票を入れ、悪いものには投票するべきではない。

さて、たとえ素人で無知だろうがETFを爆買いして日銀パワー、もしくは欧州中央銀行パワーでお金儲けをしても理論上は社会的な意義がある。ずっと保有しているのであれば素人だろうが熟練投資家だろうが投資行動は同じだから気おくれしたり引け目を感じたりする必要はない。

お金を *急に最高(Instant gratification)を楽しむためだけや人を堕落させるものに使い果たしてしまうより、それを我慢して自分が良いと思う株を買うのは今まで金融市場に参加してこなかった人であろうと立派であり、社会貢献である。ただ勉強不足だと恐慌後の市場は予測が難しくなるから儲けた金は全部吐き出すことになる可能性は高い。

 

 

*Instant gratificationとはすぐに得られる満足のことで、ファストフード、飲酒、喫煙、自慰行為、低俗なエンターテイメントの視聴などが挙げられる。急に最高という翻訳は日本語ができるノルウェー人の友人が考案したものでとても気に入っているのでこれを正式な日本語訳にしたい。 

反対の言葉は Delayed gratificationで、後で最高って感じ。今我慢して後で満足を得ること。 健康的な食生活、勉学、投資、運動などが挙げられる。 

E資格 妙な難易度

E資格合格した。

応用数学機械学習の専門知識からプログラミングでの実装方法までを問う試験であった。8か月間でちょくちょく時間を見つけてやりつつ最後の1,2か月でラストスパートをかけた。結果的にだいたい100~200時間(覚えてない)くらいの勉強で受験者平均点より少し上くらいの点数を得点した。受験者の8割が合格するので受験者の平均点くらいを得点すれば合格できる。難易度としては一概には言えず、表面上は8割合格で簡単そうではあるものの、受験者層は高い受講料と受験料を払うような本気のやつらなので得体が知れない。自分の場合は受講料20万と受験料33000円を会社に負担してもらったので運がよかった。試験問題は率直にエグイ難しさだったがほぼすべて4択問題で合格正解率閾値がだいたい60%である。すなわち 問題の半分(50%)を実力で正解しさえすれば後は期待値的に12.5%が加算される計算なので合格は試験問題の半分だけを実力で正解すればいいことになる。

また、ある程度勉強すれば明らかに間違っている選択肢を除外できるので実力で正解できなかった問題群の得点期待値を上昇させることができる。8割9割の正解が求められ、わからなかった問題に関する確率による点数加算に頼ってもあまり意味がない大学受験と比べてこの試験は理論上は難しい試験ではないことがわかる。また、この結論は自分の所感とある程度一致する。正直試験中、ちんぷんかんぷんな問題も散見されたが、その場合にも論外な選択肢は除外した上で確率論に頼ったのでそこそこの正解率という結果になったのだと思う。一般的には難しく、本気の人にとっては簡単な試験であると感じたし、理論的にもそうなのだろう。

 

 

一律給付金って意味ある?

結論から言って一律給付金はやるべきだと思う。

しかし給付金10万円を貧困層を含む全員に渡して使ってもらっても結局回りまわって収益力のある企業に蓄積されるだけで最終的にはあまり意味がないように思える。ただ、その蓄積の過程で色々の人が給付金を使って取引をするからそう考えると経済にとってはいいかもしれない。儲かっている企業への増税とセットでやると良いんじゃないかと思う。単純に日銀がプリンターで刷った金が財源だから税収として戻ってきてもどうするんだって感じだが。また一方で、10万円を金の使い方をろくにわかっていない人たちに渡して果たして効率性の観点からそれは意味があるのかという疑問がある。ピケティ様はたしか経済の底上げは経済全体によって良いと言っていた気がするので一律給付金にはそういう理論的支持があるが瞬間的10万円給付が果たしてその役目を果たすために十分な金額なのかはやや疑問である。

一方で10万円をもらったことで一定の人々が生き残るのであればその価値は大いにあると思うが、そういうのはもうすでに緊急小口資金貸付(実質給付)と生活保護でやってるし、コロナ関係の支援金がこれだけ広報されててもわからないならそれはさすがに自己責任だと思う。

最後に、資金1.2億×10万円は資本主義的に考えて全員に配布するよりもっと効率的な使い方ができるかもしれないのは確かである。しかしアメリカではそのような論点や諸々を高官や学者が議論し尽くした結果実行に踏み切ったというのは無視できない事実である。資本主義の本質的で根源的な効率性の観点からは不安が残るものの、上記すべてのことを勘案して日本もアメリカの決定に追従して給付金を出すべきだと思う。

近況報告

Pythonは文法が容易なため始める敷居が低い、故にPython市場は競争的であると言える。Pythonを究める一点突破で人生行けるかと思ったが、そこまで簡単な世界ではなかった。

E資格の勉強とモバイルアプリの開発の勉強を同時にやらなければならず、わりと時間に関して逼迫してしまう場面もある。よく考えると外的要因によって勉強に赴くのは大学受験期以来だ。

それと時々Arxiv金融工学っぽい論文を読み漁ってアイデアを結構貰っていて、それを自分なりに解釈したものを自分のアルゴリズムにどんどん取り入れていきたいけどさすがに時間がない。やってることが若干高度化してきたせいで少し孤独感がある。英語の技術ブログもたまに更新してて結構人がアクセスしてくれるけど頻繁に更新できずクオリティもそこまで高くないから申し訳ない気持ちがある。

自分が1から一生懸命に考えて思い付いたものが論文とか文献にぱっと載っていると非常に萎えるがしかし同時にふわふわとしていたアイデアを整理してまとめてくれているのでそれを見つけると少し賢くなる感はある。

 

セット思考、国の借金

電気自動車は日々進歩しているが、化石燃料を燃やして発電しているのではあまり意味がない。太陽とそれに付随する風などを利用した持続可能なエネルギー及びそれまでの繋ぎである原子力発電に力を注がなければならない。EVと太陽エネルギーの活用はセットである。

同様にベーシックインカムは数年前にはとんでも理論として揶揄されていたが、自動化を考えると非現実的な話ではなくなる、ロボットに働かせてその生産力に応じて人間は好き勝手にしていれば良い。故にベーシックインカムと自動化はセットだった。

 

人間が労働から解放され持続可能なエネルギーを消費して過ごす結末をユートピアとして目指すなら、国債を発行しまくってそれを達成するための関連分野に投資しまくればいい。

国の借金が増えてもその資金が有効に活用されるならばなんの問題もない。 

プライマリーバランスを悪化させたくないというのは効率的に資金を使えるようなビジョンが何も無いことの裏返しに思える。

コロプライムローンでバブル崩壊

従来から金融恐慌は実質的に、非効率的な事業や人を経済から排除する役割を担っていた。地球の資源を食いつぶして生きる他無い人類にとって、効率的であることはせめてもの償いである、もしくは効率的であろうとすることが人類の義務であると思わないだろうか。

しかし同時に、人類は恐慌が必要以上の退廃を経済社会全体に及ぼすことを経験的に学んだのであった。1929年に起きた世界大恐慌を経て、行き過ぎた資本主義は是正され、何もわからない人に株を売りつけることについて規制されるようになった。

2008年に起きたリーマンショックでは、住宅価格が恒常的に右肩上がりに上がり続けるといった持続可能でない事を前提にして誰にでも住宅ローンを貸すようなサブプライムローンが横行した。もちろん焦げ付く。そんな犬のクソのような債権を大量に束ねて複雑に見せかけてごまかし、銀行員たちはそれを色々な人たちに売りつけた、買ったのは愚者だけではない、債券を大量に束ねているから見た目上リスクが分散されている上、実際に価格が上がっていくから合理的な人間やリーマンブラザーズを含む巨大投資銀行までもがそれを買った。でも束ねられていたのは返済されないクソ債権でそんな持続不可能なことはいつか壊れる。 案の定、経済全体に渡る失業者と共にリーマンブラザーズが吹き飛んだ。投資家のためにせっせと働いていた多くの労働者はその投資家のせいで職や家を失った。

 

そしてどのバブルの時も皆考えることは同じ、今回は違う!バブルじゃない!

 

2021年1月中旬の今は株式市場が最高な感じでバブルっぽく見える。しかし今回は前代未聞のコロナだから今までと違うと言い切れるだろうか。

 

非効率的な中小企業でも、コロナの影響で営業利益が落ちたと言えば、無利子無担保でお金が借りられる。これはコロプライムローンじゃないのか。

実体経済は前代未聞の自粛経済でダメージを負っているのに株式市場は過去最高値更新中。確かにコロナで非効率企業が淘汰されて強い企業だけが残るから今後に期待できるかもしれない、しかもデジタル化も進んだ。でも非効率企業はコロプライムローンで生き残ってないか?

こんな投資家にだけ金ジャブジャブ状態が持続可能であるように思えない。

経済に限らずある事象が持続可能でない時にはそれは崩れる運命にある。

 

 

ちなみに1929年の恐慌では主に個人投資家と証券マンがやらかしたが資本主義のなれの果てのような印象がある。

2008年恐慌は大手銀行がもたらした人災のような印象。

2021年恐慌が起こるとすれば今回は各国中央銀行のやらかしになる。

規模がでかくなってきている。